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まず肛門から出血した場合は腸管からのものか肛門からのものかを鑑別しないといけません。
肛門鏡などにて肛門の粘膜を観察しますが、切れ痔やいぼ痔が実際あったからといってすぐに肛門の出血と断定してしまうのは危険です。痔があっても腸管から出血している人もいるからです。僕らはまず出血の色に注目します。肛門付近から出血した場合は色が鮮やかな赤を呈するからです。腸管の奥に行けばいくほど色は肛門に到達するまでに変色し黒っぽくなります。
肛門の痛みに関しては、「痔があるから痛みがある」と思いこんでしまううのは早計です。いぼ痔(いわゆる内痔核)は痛みを伴わないのが普通です。切れ痔はわずかでも痛みがあることもありますが、ひどくないうちは痒みや違和感として感じることもあります。
今回のご質問だけではないのですが、肛門の疾患に関しては正直拝見しないとまったく診断ができません。放っておいていいものか、軟膏や注射療法をしたほうがいいのか、手術の適応なのかはわかりません。
ご年齢的にまだ癌年齢ではないようですが、当然例外だってあります。潰瘍性大腸炎や過敏性腸症候群なんて病気もあります。
症状が持続したり心配が募ったりするのであれば、やはり肛門科を受診したほうがいいでしょう。その際に大腸検査を同時に施行してくださる施設ならいうことはありません。
大腸検査(カメラ)の時間は約5〜10分ほどですが、検査のための下剤服用などの準備に時間がかかるため、半日時間をいただかなくてはいけません。
大腸カメラを楽に受けるコツ!に関してはこちらのサイトをご覧ください。
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